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支出削減の視点 | キャッシュフロー経営のススメ

支出削減の視点

資金繰りの安定を図るために一時的または恒常的に支出の削減を検討することは基本的な方策です。
なぜなら収入(売上)を向上させるよりも難易度が低く、実現までのスピードが早いためです。

 

今回は支出を少なくする時にどのような視点で進めるか?どのような優先順位で考えるか?を解説します。

 

支出削減の視点

 

資金繰りを安定させるための支出削減を検討する場合、以下のような優先順位でひとつひとつを削減できるか見ていきます。

 

1.営業(収益)に影響が無い支出
その名の通りこの支出を削減しても収益に影響をおよぼさない支出をいいます。
具体的には、代表者のための過剰な保険積立金(資金運用目的)、株式など投資支出、また、店舗の賃料は金額が大きくなることがあるためその効果は大きくなります。
保険は保障なのか、運用なのかその目的を考えてみると良いでしょう。

 

2.営業(収益)に影響が有る費用だが年間支出額が大きい支出
こちらは支出を削減すると収益に影響を与えます。しかし1.で資金繰りの安定が図れない場合は検討する必要があります。
水道光熱費、人件費、消耗品費等は比較的該当しているといえます。

 

3.2.の費用で年間支出額が小さい支出
こちらは1.2が終わったあとで取り組みます。
悪い例としては1.2.を取り組まないで3.の細かい点ばかりに注目することです。
コピー用紙の再利用などのように手間がかかりそのコスト(人件費)を考えると支出の削減が出来ているのか疑問になることはよくあります。

 

支出削減において実施すること

 

次に削減活動において考慮すべき点を説明します。

 

・ゴールを示すこと
金額、いつまで、何を対象に
従業員もそうですが、経営者自身がゴール(目標)をしっかりもつことが重要です。
ゴールが明確であればあるほど早く達成できます。

 

・効果を見えるようにすること。
月、週、日、時間単位で
最低でも月単位では数値は確認したいところです。同時に管理面の発展も図る機会にするとなお良いです。

 

・リターンを明確にすること
例えば削減した分の2割を賞与にするとか、昇給原資に組み込むとか、達成出来た後に言うのではなく、計画時に宣言することが効果的です。
(経営者自身も同様です。自らのモチベーションも高めることも重要です)
達成したときにどうしてもそのリターンが難しい時は、心苦しいですがその時に伝えれば良いでしょう。(何回もすると信用が無くなりますが)

 

これらのことは支出削減に関わらず他の改善活動においても同様の考え方が活用できます。

 

◇弊社では支出項目の見直し、支出削減の実行支援も行なっております。
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