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財務分析の視点 | キャッシュフロー経営のススメ

財務分析

財務分析を行う際にどのような視点で比較すればよいか解説します。

 

財務分析の流れ

 

比較→現状把握→要因分析→改善点の提案

 

財務分析における比較の視点

 

財務分析の視点

 

解説

 

・実数分析とはその文字の如く実際の数値を使って比較します。
 数値の大小を見ます。

 

・比率分析とは売上構成比や指標、指数化などによって比較します。
 割合を見ます。

 

・時系列比較とは期間毎に比較することです。
 3年前、2年前、1年前などの比較です。

 

・標準比較の標準値とは業種や企業規模など自社と類似する企業の平均値と比較します。
 以前は「中小企業実態基本調査に基づく経営・原価指標」という書籍が有用でしたが現在は書籍化されていません。

 

・ベンチマーク比較とは目標とする企業の数値と比較するものです。

 

分析例

 

<分析>
財務諸表の数値を使い(データの使い方:実数分析)、標準値と比較する(比較方法:標準比較)
分析指標を使い(データの使い方:比率分析)、3年間の比率を比較する(比較方法:時系列比較)

 

<現状把握、要因分析>
この様に組み合わせて多面的に分析することで財務分析の精度は高まります。
例えば、時系列で指標を比較し数値が悪化しているとわかったが、指標の標準値を比較したら標準値よりも落ち込みが低い事がわかる場合があります。
この場合は悪化を食い止めているという評価もでき、景気など外的要因が強いと考えることもできます。
さらに原因を調査し自社で改善の可能性が薄いという評価が出た場合は他の点に優先順位を移します。

 

実務では財務諸表の勘定科目も多く、どこに着目すれば良いか分からなくなるような事もあります。
大きな視点に戻って分析することで、結果的にモレの無い分析を行うことができます。

 

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